エーブランド ホテル




宿探しをしている中、真っ先に候補にあげた「エーブランド ホテル」。
ひとつ懸念したのは食事がフレンチだということ。
シルバー世代が大勢いるこの旅行、『やっぱ和室で和食じゃなきゃダメかな〜』と思ったもののこのホテルを含め数件をピックアップし母に相談。 続けて和食よりいいんじゃないかということになり念願が叶うことになりました(笑)
1泊目の日程では空き室が足りませんでしたが2泊目では何とか5部屋を確保。


このホテルは1泊目に泊まった水明閣からは車で15分ほどの場所。
丘の上に建つこのホテルはまるでお城のよう。
ホテルが見えた途端テンションはMAX。

このホテルの目の前はゴルフ場になっていて他に建物がないのでまさにここだけ異国といった感じ。
ここのゴルフコースはアップダウンがかなりきつく上級者向けらしいです。
旦那が「初心者でもできますか?」と尋ねたところ「無理です。」と即答されたらしい(笑)

 



チェックインの時間まではかなりあるということでパークゴルフ班と観光班に分かれそれぞれ楽しむことに。
私と旦那を含めた7人のパークゴルフ班は仁木町のパークゴルフ場へ。




パークゴルフを終え観光班と合流しチェックイン。


フロントは吹き抜けになっていて重厚な雰囲気。(薄暗いため写真映りはいまいち)

チェックインを済ませ10本のキーを受け取った私は各自に配り部屋へ。
大抵のホテルは1部屋1本しかキーをくれませんがこのホテルは一人に1本キーをくれるんです。これには感動!!
女どうしの旅行ならいいけど夫婦で泊まるときはどちらがお風呂に鍵を持って行くかでいつも悩むもんです。
他のホテルでも是非実行してもらいたいサービス。



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鍵の件でいい気分のままお部屋に入りさらににんまり。^^






広くてきれいな部屋に笑いがとまりましぇーん。(ウハウハ)
























シンプルできれいなベッドルーム。


ベッドルームの奥にはさらに別のお部屋が。キャー素敵すぎる〜
これでスタンダードルームなんて。。その上のデラックスルームってどんな?







この部屋からの眺めはなんとオーシャンビュー(遠いけど)

このホテルでオーシャンビューのふれこみはまったくなかっただけに思わぬ景色に感動。
このくらい見えてれば大々的に宣伝するとこは多いのにねー



ベッドルームの右側には大理石調のバスルーム。
なんと、ここバスルームはシャワールームが別にあるんです。
この三角のバスタブもなんともお洒落じゃありません?黒に見えるけど濃紺のバスタブです。

このホテルは朝は温泉の入浴ができないということなのですが、お部屋にこんな素敵なお風呂があるなら全然問題なし。
朝の入浴ができてもたぶんこっちのお風呂にはいるなー

 






ベッドサイドから入り口を見るとこんな風。
別部屋がなくても十分広いお部屋です。
←の洗面台は入り口を入った左側にあります。
左の棚にはないものがないというくらいアメニティーが充実。
すべてマーガレット ジョセフィンのもの。




洗面台の上にはこんなかわいいカップ。


もう、ハイテンションで年甲斐も無く『ワー。キャー。』言いながらお部屋の探索を追え、他の部屋の面々達の反応が気になり訪ねていきました。
隣の母と姉の部屋は私達の部屋の逆バージョン。それでも壁紙や絨毯の色やバスタブの色も違っていて微妙に雰囲気が違う。
叔父、叔母達の部屋は?と行ってみると「あれ?」他の3部屋はすべてワンルーム。
3部屋とも間取りはすべて同じですがやはり壁紙などの色が各部屋とも違っていておもしろい。
なかなか5部屋を見る機会などないとあって、ここからは全員であっちの部屋こっちの部屋と見て周りました(笑)

「あら〜○○ちゃん(sara)の部屋はいいわね〜」と言われ苦笑い。
鍵を配ったのは私なのである意味、部屋を決めたのは私ということになるわけで。。もちろん、部屋の間取りが違うなんて知る由もなかったのですがね。
結局、オーシャンビューなのは私達の部屋だけで一番いい部屋を取ってしまったことになっちゃったのですが、まぁこの旅行のすべての段取りをしたということで ご褒美だと思うことにしました(笑)


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しばし部屋でくつろいだ後、みんなでお風呂へ。

ここのお風呂は宿泊客以外にもゴルフをした人達が入浴に来るらしくロッカールームが完備。



全体的にピンク系で統一されていてエステティックサロンのような雰囲気。
入り口に「ジョーバ」が置いてあったのでお風呂あがりに初ジョーバしてきました(笑)





浴場にはバスタオルなどが完備されていて部屋から持っていく必要はありません。(知らずに持っていっちゃったけど)
使ったタオルも置いてくればいいので部屋でタオルを干したりすることもしなくていい。至れり尽くせりです。





浴場はさほど広くはなく内湯と露天風呂がひとつずつ。

温泉はニセコの昆布温泉を運んでいるそうです。
このあたりは温泉がでないのかしらね。





洗い場は完全に個別に仕切られています。
横だけ仕切られているところは結構あるけどここまで完全に区切られてるところははじめて。
これだと周りを気にせず思う存分シャワーを浴びれますね。






こちらは男湯。
旦那が撮ってきてくれました。

男湯を見る機会はないので貴重です(笑)
ゴルフ客は男性が多いせいか男湯の方が格段に広いようです。



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お風呂から上がり部屋でのんびりした後レストランでお食事。
このホテルは部屋着がパジャマなのですが、フレンチなので部屋着はNG。

レストランはウッディーな家具で統一され、テーブルクロス、カーテン等はすべて真紅。格調高い雰囲気ですがとても落ち着ける空間になっていました。








今回はしっかりお品書きをもってきたので書いてあった名前のとおり載せておきます。












『ホワイトアスパラ そら豆 佐呂間産北海縞海老のゼリー寄せに旬の秋刀魚の軽い炙り焼きを乗せ 幌加内産そば粉のブリニに雲丹とイクラを飾って』


ブリニは初めて。見た感じサクサクしてるのかなと思って食べてみたらふんわり食感。
調べてみたらパンケーキのことだったのね。













『富良野産 ピュアホワイトを冷製スープにして』


蓋がされて出てきた器を目の前で開けてくれるのですが旦那のところに来たお皿は両方とも「コーン」(笑)
馴れないフレンチにちょっと緊張ぎみだった叔父、叔母達もこのアクシデントで和んだようです。















『天然鯛のポワレ 十六ささげのフリットを添えて』

これはソースが絶品!鯛の香ばしい皮目も最高。






















『道産牛フィレ肉の網焼き 季節野菜と共に』

フレンチでは定番の道産牛ステーキ。パサパサしたお肉のところも多くってがっかりするけどここのお肉はとっても柔らかでしっとり(ブラボー)。
お醤油ベースのソースもさっぱりしていてGood!







途中、でてきたソフト系とハード系の2種類のパンも香ばしくてとてもおいしかった。みんなおかわりして食べてました。




『日高産マスカルポーネをムース状にし 仁木町で採れるブルーベリーをソースとアイスにして』

食後にでてきたコーヒーがとてもおいしくてホールの方に伺ってみると「クリスタルブレンド」という豆を羊蹄山の噴き出し水を使って落としているとのことでした。


道産の食材をふんだんに使った手の込んだお料理はどれもとてもおいしかった♪
食事の量もちょうどよく大満足。(男の人にはちょっと足りないかもしれませんが。。)
そしてテンポよくでてくるお料理にサービスの高さを感じました。(厨房のテンポででてくるところって多いんですがここはちゃんと食事のスピードに合わせて出てくるので気持ちよく食事が進みました。)

今回、どうしてもフレンチは嫌という叔父の為にひとりだけ和食にしていただいたのですが フレンチと合わせて一皿一皿出していただけました。
和食の方もフレンチに負けず劣らずおいしそうなお料理でした。
このホテルなら連泊で和食、洋食と堪能できそうです。






テーブルの上に置かれたお品書き。

『かわいい絵だなー』と一生懸命シャッターをきっていたら接客の方がこのイラストを描いた女性の方について説明してくれました。 (残念ながら名前は忘れてしまったのですが。。)

このホテルのオープン記念のときにアノ料理の鉄人 酒井シェフなどを招待したらしいのですがそのときにいらしていたイラストレータの方に依頼したものだそうです。



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朝食は夜と同じレストラン。バイキング形式でした。
洋食、和食と定番の惣菜類が並んでいました。

これは旦那のチョイス。ごはんとドーナツって(汗)       こちらはsaraセレクト
 

朝食のセルフのコーヒーも前日夜に飲んだコーヒーと同じ味でしたが薄め。(薄めというと語弊があるかな)
夜に出たものはエスプレッソに近かったけどモーニング用に配慮されてるんだなーと感心。







朝食の後、周囲を散歩しました。緑に囲まれ風がひんやり涼しくて気持ちよかった〜

私達が泊まった部屋は左側の塔の部分。
建物の形がこんなだから部屋の作りが違うのも当然です(笑)

他のタイプの部屋がどんな風なのか興味深々。
だけど予約のときに部屋指定なんてのはなさそうだしこればっかりは運かもね〜




これだけの記事を書けばどれだけ満足度の高いホテルだったかおわかりだと思います(笑)
驚きなのは8月の繁忙期にもかかわらずお値段は一人12200円だったということ。
本州ではとても考えられない値段だと思います。
それなりの金額をだせばこのレベルのホテルはいくつも見つけることができると思いますが、この内容でこの値段には驚きです。(是非維持していただきたい)

母もとても気に入ったらしく「前がゴルフ場じゃなくパークゴルフ場だったらいいのに〜」と連呼していました。
車さえあればパークゴルフ場は15分ほどのところにあるので全然いいと思うんだけどね〜

それにしても近場にこんなホテルがあるなんて全然知りませんでした。
知る人ぞ知る穴場ホテルなのかもしれません。



宿泊日:2009/08/17〜2009/08/18




 エーヴランド ホテル

  〒046-0002 北海道余市郡余市町登町2361-1

  TEL:0135-22-0011 FAX:0135-23-8591 

   URL:http://www.a-brand.jp/





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