沖縄、台湾クルーズ(観光編)
2014/04/29〜2014/05/07


4月29日。神戸〜出港

神戸空港で昼食をとり神戸港に到着したのは13時半頃。
チェックインカウンターには30人ほどの担当者がずらりと並んで対応していましたがチェックインする人達で長蛇の列。乗船する人の多さを物語っていました。
出港は17時ですがチェックインの手続きが済み次第すぐに船内に入ることができます。
早速決められた客室に荷物を置き船内の散策などなど。。

全員参加の避難訓練を行った後、いよいよ雨模様の神戸港を出港し旅のはじまりです。



5月1日。奄美大島

神戸を出港後、初の寄港地は奄美大島です。
船内ではネットが繋がらずレンタカーの手配ができなかったので朝からレンタカー屋に片っ端から電話するもGW中とあってかどこも一杯。
5人でタクシーに乗ることができないので母達とは別行動にし2日後の石垣島でのレンタカーの手配などをしていたらもうお昼になろうかという時間。 慌てて船を降り、徒歩で20〜30分かかるというけど繁華街にある奄美大島名物の鶏飯(けいはん)屋さんへ歩き出しました。
途中、レンタカー屋さんを発見しダメもとで聞いてみると空きが!母達には申し訳ないけどレンタカーを借り、予定を変更し街はずれにある人気の鶏飯(けいはん)屋さんに向かいました。

「けいはん ひさ倉」
店内はすでに満席で30分待ちとのことでしたがせっかくなので待つことに。クルーズのオプションツアーの食事処になっていたようでツアー客がはけた後ほどなくして席に通されました。
「鶏飯(けいはん)」はかなりのボリュームだったので1つだけ頼み他に鶏さしと焼き鶏をオーダー。

「鶏飯(けいはん)」はよそったお櫃のご飯の上に具を乗せ、鉄鍋の鶏スープをかけて頂くとのこと。
鶏スープは濃厚すぎるほど濃厚で「お湯が欲しいね(笑)」と言ったほど。鶏さしはいろいろな部位が盛り合わせてありこんな新鮮な鶏は他ではなかなか食べられないなと思います。焼き鶏も最高でした!





上船時間まで限りがあるので観光場所もセレクトしなくてはなりません。
奄美大島の自然を見てみたいとオプションツアーにもあった「マングローブの森」へ
オプションではカヤックを乗るツアーだったのですが外から眺めただけではただの森でして・・気を取り直してそそくさと次のスポットへ移動。

大浜海浜公園


ここはよかったです〜マングローブなんていかずに最初からここにくればよかった。
景色を堪能していると旦那が足元に生物を発見。何?ヤシガニ??よくわかりませんが旦那はずっとこの子と戯れていました(笑)





もっと足を伸ばして散策したかったのに「もう時間が・・」後ろ髪をひかれる思いで港に戻りました。



出港前、奄美大島の方々による踊りや歌のセレモニー
手を振る人々、姿が見えなくなるまで踊りが続きほんの短い滞在でしたがグッとこみ上げるものがありました。



5月2日。沖縄(那覇)

沖縄はみんなで『美ら海水族館』へのツアーを申し込んでいました。出発はなんと7時半。早い・・
港から水族館まではツアーバスで2時間弱。水族館に滞在できる時間はたったの4時間だそうで全部の施設を回るのは無理そう〜





まずは水族館内をひと巡り
巨大水槽は大迫力


おちゃめな魚や神秘的な海の世界に癒されました。





水族館をひととおり周った後は眺めのいいレストランで沖縄料理バイキング
沖縄に来たらやっぱりオリオンビールでしょう。チャンプルーやもずくなどおいしくいただきました。






エメラルドグリーンの海 気持ちよかったな〜



この後いるかショーを観たりとあっという間の4時間。ツアーバスはもと来た港へ。
那覇港では琉球舞踊のすばらしい舞いを観ながらの出港となりました。



5月3日。石垣島

レンタカーで石垣港を出発。最初に向かったのは玉取崎展望台。
今回訪れた島の中で一番気温が高くあちこちにハイビスカスが咲き乱れていました。






米原地区にあるヤエヤマヤシ群落
ヤエヤマヤシは国定天然記念物なんだそう。


「一番甘くないのは?」と尋ねてパッションフルーツヨーグルトスムージをオーダー。さっぱりしておいしかった〜
近くのショップで自宅土産に地元の作家さんが作っているというシーサーの小さな置物を買いました。





続いて向かったのは川平湾
日本百景にも選ばれているというだけあってほんとに美しい砂浜でした。



かわいい建物のKABIRA GARDENでランチ。



海ブドウ、マグロの海鮮丼、八重山そば、ソーキそば、タコらいす、かまぼこなどなど みんなで別々のものをオーダー、分け合って石垣島の味を堪能しました。




石垣島鍾乳洞

もともと海の底にあったというサンゴでできた鍾乳洞。思いのほか広くてビックリ。




この後、街中のショッピングモールなどを巡りこの日の観光は終了。



5月4日。台湾(花蓮)

母達は午前中のみのツアー、私達は1日観光ツアーを申し込んでいたので別行動。

9時頃ツアーバスは出発。ガイドさんは日本に住んでいたことがあるらしく日本語がペラペラ。
最初に着いたのは太魯閣峡谷。渓谷を眺めながら徒歩での観光。
この日、早朝は雨模様。前日は大雨だったそうで天気予報では今日も雨の予報だったようですが渓谷に着いたときには晴れ間が。よかった〜
すべて大理石でできている渓谷だそうですが磨かれていないとただの岩にしか見えませんね。笑
真近に迫る岩肌のスケールは圧巻でした。



長春祠
中部東西横貫公路建設工事中に亡くなった212名の人たちの霊を慰めるために建てられたという祠
祠の下を落ちて流れる滝は「長春滝」と呼ばれているそうです。




今回乗ったツアーバス(左)ピンクのカーテンがついていて内装が強烈でした。
台湾のイエローキャブ(右)目を惹く黄色がかわいい。台湾では日本車が人気らしいです。




太魯閣峡谷の次はパークビューホテルで昼食。
ツアー内容には『台湾料理』としか書いていなかったのですがコース料理とはビックリ。
ツアーバスの方々と円卓を囲んでの食事だったので最初の1品のみで写真は遠慮しました。
お料理の味付けは全体的にうす味で「ちょっと塩が欲しいね」との声も聞こえてきました。
広東料理でしたがどのお料理もおいしかったです。




食事の後はアミ族の踊りの観賞、大理石工場と巡り港天宮へ
この頃には雲も厚くなってきて写真がいまひとつ。雨に降られなかっただけでもよしとしましょう。





5月7日。神戸〜帰港

朝起きるとすでに神戸港に着いていました。
出港のときとはうって変わり快晴。

客室を出なくてはいけない時間はAM8:00ですがすぐに下船できるわけではなく順次指定時間に集まっての下船。船ならではですね。
ビュッフェなどはあいているので朝食をとったりデッキを歩いたりして下船時間までの1時間を過ごしました。
そして下船後、日本の入国手続きなどなど各種手続きを済ませてクルーズの終了です。



帰りは神戸空港から高速フェリーで関空まで移動し家路につきました。
帰りの飛行機までは十分余裕のある時間で設定していたはずでしたが母や叔母が手荷物で持っていなければいけないパスポートを スーツケースに入れてだしてしまったとか必要書類を書いていないとか・・姉が部屋に杖を忘れたとか・・予想外のバタバタで時間ギリギリ。 私のサポートが不足していたともいえますが・・
重要な連絡事項などは客室に届けられるのですがよく読まないとわかりにくいことも多く、書類も英語でかかなければいけなかったりと はじめてだと年寄りだけでは荷が重い事も多いようです。

今回、船内での米ドルと台湾ドルを換金していったのですが船内の会計はすべてクレジット決済でできるし台湾観光でもお金を使うことがなかったのでほとんど必要ありませんでした。


何はともあれ長かったような短かったような9日間のクルーズは終了。
クルーズは日数が長いので金額が高いイメージがありますが自分で同じコースを巡る交通期間や宿泊先を手配することを考えればとてもコスパのいい旅行だと言えます。 3食とも船内で済ませるようにすれば食費もかからないしショーや映画などもツアー料金内で観ることができるのですから。

今回乗ったのは外国船ですが国内船のクルーズもありはじめての方にはハードルが低いかもしれません。


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さようなら、サンプリンセス。ポートライナーより






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