支笏湖 翠山亭倶楽部




自分に御褒美旅行という建前で計画したけどここにつくまではバッタバタ。
11月後半と日も短くなっていたので着いた時間にはもう暗くなりかけていました。
(この写真はチェックアウト後に撮影)






1日5組限定というオーベルジュ。中学生以下は宿泊お断りという大人の隠れ家のようなところです。
部屋はそんなに広くなくてもいいやと5部屋のうちの一番安い部屋を予約していました。
休前日を避けて日曜日の宿泊にしましたがこの日はどうやら貸切の様子。





案内された部屋に入るとスタイリッシュな空間。

広さも十分です。

建物は少しレイクサイドから入ったところにありますが窓からは支笏湖も眺められます。



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温泉は本館の翠山亭を使用する仕組み。
部屋にはジャグジーバスがあります。
バスルームも広々。夏場だといいのでしょうが広すぎてバスルームは寒いくらい。。
TVを見ながらジャグジーに入れると思ったのに地デジ対応されてなくて見れないみたい。


アメニティも十分揃っています。









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ひとおおり部屋を見て回ったところでエントランスへ。

ホテルの入り口を入るとすぐにこのエントランスが広がっています。お洒落〜

将棋盤が備え付けてあって「やる?」なんて言ってみたけど結局はやらず仕舞い。

エントランスに来た目当てはコーヒー。
なにしろこの日は朝からバタバタしていてゆっくり飲み物を飲む暇などありませんでしたから。
時間内コーヒーが飲み放題。落としたコーヒーが煮詰まって置いてあるホテルがありますがここはおいしいコーヒーがいただけます。
ソファもとっても座り心地がいい。
新聞や海外の書籍を読みながらゆっくりコーヒー飲める。最高です。









コーヒーを飲んで落ち着いた後は本館の温泉へ。
本館へは徒歩1,2分ほどですが車で送迎してもらえます。
旦那は作務衣に着替えていましたが私はそのまま。だって寒そうなんだもん。
この日、温泉へ行くときだけ1度送迎してもらいましたがそれ以外は徒歩で行き来しました。真冬だとそういうわけにもいかないでしょうがね。

本館の翠山亭は純和風の作り。本館もそれほど大きなホテルではありませんがたくさんの車が泊まっていたので満室に近かったのかも。
ここのお風呂はこじんまりとしていながらも内湯(檜風呂)、サウナ、寝湯、露天風呂(岩風呂)と充実していました。
源泉が34,5℃で加温しているそうですがお湯はトロットロのとぅるんとぅるんです。
お湯はぬるめなのに出た後しばらく芯からじんわりしてきていつまでも冷めることがありません。
こんなに泉質のよさを感じられる温泉はなかなかないかも。
北海道にはたくさんの温泉地があるけど「ここほんとに温泉?」なんてところ多かったりするんですよね。


お風呂にはタオルとバスタオルが備えられていて使い放題。
これ、かなりポイント高いです。一般的なホテルは自分の部屋に置かれてるタオル類を持ってお風呂へ行くでしょ。でびしょびしょのタオルを持ってまた部屋へ、次の日も生乾きのタオルを持ってお風呂へ。。
こういうわずらわしさがないし髪の毛用に別のタオルが使える。(笑)
しかもここのタオルはふっかふかの上質のタオル。女性だとこういうことでリッチな気分に浸れたりするのよね。
そして個人的にポイント高かったのが紙軸綿棒。やっぱ綿棒は紙軸でしょ。



本館の翠山亭も中学生以下は宿泊できないということもあり落ち着いた雰囲気。
お風呂で一緒になった方を見ても30代くらいの若い方が多いようでした。



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入浴後部屋で一休みをした後はフレンチのフルコースディナー。





まずはビールとともに帆立のソテーの前菜、シャドークイーンのポタージュ。
全粒粉が入ったパンはふわふわでおいしかった。そして旦那が頼んだギネス。


最近、重い赤ワインが苦手になってきたので辛口の白ワインをオーダー。
ガスコーニュブラン。爽やかな香りが心地いいすっきりと飲みやすいワインでした。
魚料理は油子のポワレ、口直しに赤ワインのソルベ。


肉料理は美瑛牛の赤ワイン煮。
デザートはガトーショコラと・・なんだっけ?忘れた。。
そして〆のコーヒー。


私はこれでちょうど満腹。
旦那はかなり物足りなかった様子でどこかでおにぎりが食べられるところはないかとしきりに聞いていました。。
本館のバーには軽食らしいものはないそうで、売店にもそういうものは置いてなかったので。
そういえば売店に不相応なカップラーメンやカップやきそばは売っていたけど男の人は大抵足りないんでしょうね。




TVを見たりジャグジーに入ったりしてこの日はいつもより早めに就寝したものの途中3時頃目が覚めて眠れず。。
最近は出張でもこんな感じで家でしかゆっくり寝れない体質になってしまったよう。
結局このまま朝を迎え7時頃朝風呂へ出かけました。
少し体がダルかったけれど入浴後、本館で目の前に支笏湖を眺めながらのコーヒーはなかなかよかったです。
(本館の方がレイクサイド寄りに建っているんですね)


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夜には見えなかった支笏湖の景色を見ながらの朝食。





朝食はポトフとモーニングプレート。
パンはチャパタとクロワッサンとアップルパイ。
モーニングとしては十分の量です。




お腹が満たされて少し眠気がさしてきたのでチェックアウトまでウトウト。。
これがなかったらこの日の体調は絶不調だっただろうなぁ。



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チャックアウトの日は午後から大荒れという予報ですでに少し雨がパラついていたので足早に札幌へ。
途中ビューポイントで撮影した写真。でもこの天気ではね、、
風が強くて。。。慌ててシャターを切って「寒い寒い・・」早々に車に引き返しました。





一度は泊まってみたかった支笏湖温泉。
他の温泉地に比べて宿泊代がぐっとお高いエリアです。
無理かなぁと思って調べてみるとオフシーズンのせいか安いプランがあって希望が叶いました。
今回のプランは一人15000円。最初に計画していたニセコは1万円くらいだったから少しお高めではあります。
通常は¥22000〜¥30000くらいがこのエリアの相場のようなのでお試し価格としてはよかったのかな。
今回の満足度は少々辛口の70点。
お風呂は泉質、施設とも大満足でしたがマイナス点は食事。。
どれもありきたりで自宅で作れそうな料理ばかり。シンプルで素材を活かしてというほど素材がいいようにも思えなかったし。。
(器はどれもセンスがあってよかった)
お部屋やエントランスの雰囲気はよかったけどこれではわざわざ別館のオーベルジュにした意味が半減。
1日5組限定ならではと思えるものが感じられなかったのが残念でした。
(こんな格安プランで泊まっておいて文句を言えた義理ではありませんが)
支笏湖の温泉はとても気に入ったので次回はお隣の『水の謌』に泊まってみたいな。



宿泊日:2013/11/24〜2013/11/25




 オーベルジュ 支笏湖翠山亭倶楽部

  北海道千歳市支笏湖温泉

  TEL:0123-25-2323 

   URL:http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/s_club/

 支笏湖第一寶亭留翠山亭

   URL:http://www.shikotsuko-daiichi.com/

 



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