Yarn: カシミヤラム(工業用) 620g
     混率不明
Needle:  輪針8号
Pattern: オリジナル

出来上がりサイズ
  身幅 60cm
  着丈 50cm


















着心地もデザインも好みの感じで今まで作ったニットの中では一番のお気に入りになりました。
参考にしたものともかなり似た感じにできたんじゃないかなと思ってます。
ファッションサイトで見かけたそのニットはほぼ10万円という驚くべき価格でしたがこれは材料代を多く見積もっても3000円ほど。お得感満載です。
元のデザインに興味がある方は「バルバラ ニット・トゥニカ」で検索すればヒットすると思います。

ニットチュニック


お気に入りのファッションサイトをチェックしていたときのこと。
思いっきりツボなニットを発見。じっくりとディテールを観察してみると何となく編めそうな気がして熱が冷めないうちにとトライしてみることにしました。
(確か。。11月くらいだったような)

糸はたまたま直前にオークションで落札していたもの。
「カシミヤラム」と表記されていたのでやわ目のふんわりした糸を想像していたのにも関らず届いた糸は良く言えばサラっとした肌触り、悪く言えばバリバリ。
オイルが付いているせいかと思いスワッチを編んだ後、洗ってみましたが変わらず。。入札競争が激しく予定よりかなり高額になってしまっていたのもあって 正直ショックでした。
そうは言っても1`もあるし色は好みだったのでダメもとのつもりで編んでみることに。(パターンがあるわけではないしね)

元のニットはポンチョ風で袖がちょっと分かれてついているようなデザインでしたが袖部分が短いと手の動きが不自由かなと思ったので 気持ち長めに袖部分を作りました。

編地はかのこ編みとBeaded Shrugで使用したパターンを交互に入れただけの簡単なもの。
かのこ部分は2倍に増やし目をしてシャーリングっぽくしています。

   

ひたすら輪針でクルクル編んでいくわけですがかのこ編みの部分にいたっては目数が半端じゃなく多く(1段600〜700くらい?もっとかな?)
さらにメリヤス編みと違ってサクサクというわけにもいかないので’苦行’の一言でした。

途中寄り道をしながらようやく完成したのが2月でしたが、着てみると丈が短く肩の減らし目が急すぎたのか窮屈な感じがあったので胸あたりまで解いて編みなおしました。

衿部分は高さを出したかったので2段構え(文章だと説明しにくい。。)にしましたが1段目から2段目の間の絞りが少なかったのか、 着てみるとよだれかけのような状態になってしまうのでスエードテープを通して絞る事にしました。
これ、ちょっとしたアクセントにもなるし絞り具合によってイメージが変わるので気に入っています。

   

当初はもっとふんわりした糸で作ろうと思っていたのですが、ケープのようなものでない限り上着は着れないので春先や初冬に着るのには さらっとした毛糸で逆によかったかなと思っています。
カシミヤの混率が多ければここまでの重さにはならないであろう620gの毛糸を使いましたが着てみるとほとんど重さは感じませんでした。



もう4月だというのに庭はまだこの雪です。
  




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