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Rustique ![]()
INGREDIENTS
![]() 朝、前日捏ねた生地の様子を見に行くとまったくといっていいほど 変化なし。 この日は久しぶりに暖かい日だったのでしばらく窓辺に おいて放置することに。 14時ほんの少し発酵したものの『これでは埒があかない』と発酵器 へ投入。最初からそうすればよかった・・ 1時間おきに様子を見に行くもあまり変化がなし。 発酵は全然不十分でしたが当日中に焼き上がるギリギリの21時まで 粘って一次発酵を切り上げることにしました。 当初はフィセルを焼くつもりだったけど無理と判断し成型のいらない リュスティックに変更。 2時間の仕上発酵(これまたほとんど変化なし)後焼成しました。 意外にも軽く入れたクープが開いたところをみると若干釜伸びは したようす。 大失敗といえるパンでしたがせっかくがんばって焼いたんだからと味見。 これがビックリ!!クラストがパリパリでまじウマ。味に深みがあって 香りもすごくいい!ちなみにみかんの香りはしません(笑) こんな失敗パンでもこんなにおいしいんだからちゃんと焼けたらどんな においしいパンになるんだろう。 。。とはいえやっぱ寒い時期の天然酵母パン作りは厳しいなぁ。 水分量が多すぎたり発酵のためには砂糖はもっと控えめな方がよかったかもなど反省点は多々あるものの 何となくコツは掴めたので来年新たな酵母で挑戦してみよう! ![]() リュスティックの断面はこんな感じ。 やっぱり発酵不足のせいで気泡が少ないです。。 | ![]() 『いつかは・・』と思い続けてきた自家製酵母作り。 庭で採ったブルーベリーや桃など素材には不自由しないはずなのに今年の夏は多忙を極め断念。秋のリンゴに期待していたのに 虫食いで全滅(トホホ..)。 もう寒くなってきたし来年だなぁーと思っていたところへ長野の旦那の実家から宅急便が。 『何か果物は入ってないかなー?』(笑)と中を開けて見るとハウスみかんを発見。(なんと他力本願な・・) ちょうど仕事の打ち合わせで取引先が来ていたのですが(気心の知れた人なので)思い立ったが吉日。過去にネットで作り方は調べていたものの分量も確認することもなくおもむろに開始。(大丈夫か・・?) 台所で何やらやってるのを見て「何やってるの?」と聞かれ説明すると「へぇーパンはお店で買うものだと思ってたよ」。。そうだよね(笑) 自家製酵母は密閉ビンを使って作るのが一般的なようですが今回はヨーグルトメーカーの容器で作ってみることにしました。
分量は直径3cmほどのミニサイズみかん3個とはちみつ大さじ1弱、水はみかんが被るくらいというかなり適当なもの。 一日一回は混ぜて匂いを嗅ぐということなので・・備忘録的なものを。 1日目:お昼頃唐突に開始。日中は室温20℃以上だったので室内に 放置。夜はヨーグルトメーカーを25℃にしてセット。 2日目:水が白く濁ってきた(蜜柑酵母はこれでいいらしい)匂いは温く なったみかんの缶詰のような匂い。決していい匂いではない。 この日も日中は室内、夜はヨーグルトメーカー。 3日目:みかんが浮いてきてちょっと表面がプツプツしてきた。 匂いは相変わらず。室温20℃以下なので一日中ヨーグルトメー カーまかせ。 4日目:プツプツしてるが容器を振って蓋をあけるとすぐ消えてしまう。 匂いも変わらず。この日もヨーグルトメーカーまかせ。 ![]() 5日目:あまり変化なし。 6日目:前日よりプツプツしなくなってきた。失敗?と思ったけど匂いは 変わらないので試しにはちみつを大さじ1足して設定温度を 27℃に上げた。 7日目:前日のはちみつ効果かいままでにないほどシュワシュワしてる。 軽いアルコール臭がしてきた。みかんの薄皮がはがれて浮いて いるのが灰汁みたいに見える。 8日目:いつものように匂いを嗅ごうと吸い込んだら強いアルコール臭で むせそうになった。(いい匂い) 9日目:さらに発酵が進んでいる様子。さかんにシュワシュワしてる。 ![]() 10日目:夜10時、ストレート法でパン作り開始。 結局3日目以降は1日中ヨーグルトメーカー任せ。ヨーグルティアのタイマーは23時間までなので1日1回電源を入れなおさないといけない。 初の試みからヨーグルトメーカーという邪道な手を使っちゃったけど(笑)カビが生えることもなくわりと順調にできたんじゃないかなぁ。 ちなみに密閉ビンで作ると蓋をあけたときにシュワッと音がするらしいのですが密閉容器ではないので全く音はしませんでした。 |