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『ペロペロ』
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ワンコは親愛のサインとして飼い主の顔や口をペロペロ舐める。
キョンも例外ではなくSARAの口を舐めまくる。

ペットとのキスは病気の感染を引き起こす可能性があることタブーとされているが ラブリーなキョンに迫られては拒否することなどできるはずもない。

だがキョンは1日に何度舐めるのかと思うほどしょっちゅうペロペロしてくる。 「もうわかったから」「おしまい」などと言っても自分が満足するまで舐め続ける。

パソコンに向かい仕事をしているSARAの膝の上に器用に飛び乗り
パソコンデスクに登るキョン。(やっぱ猫や)
モニターの前を陣取ったかと思うと『そんなの見てないであたしにかまって』と言わんばかりに正面からペロペロ。

IP電話で取引先と仕事の話をしていたときのこと
取引先の担当者が突然 『もしかしてそばにわんちゃんか何かいます?』と聞いてきた。
一瞬『なんでそんなこと聞くのかな?』と思ったがすぐにわかった。
電話してる間キョンがずっとペロペロと口を舐めていたからだった。

キョンに舐められていることに慣れすぎてすっかり麻痺していた。
今思えば口を舐められていたのだから相当聞き取りずらかったに違いない。
幸い気のおけない人だったので『ゴメンゴメン。』と大爆笑で済んだ。

それ以来電話の時だけは気をつけるようにしている。



2008.01