8月23日。ニセコへ
やはりこの日は生憎の天気。
どんより曇り空で今にも雨が降り出しそう。
岩内からニセコはすぐなので途中観光できそうなところを宿の方に聞き向かったところは『神仙沼』
神仙沼
到着してみて「あー。ここ前に来た事あるね。」と思い出した。
ニセコに来るのはかれこれ7,8年ぶりのことで誰と来たのかすらさっぱり覚えていないんだけど・・
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ポツポツと雨が降り出してきたもののまだ本ぶりにはならないよう。
なんとかもってくれればいいなと思いながらみんなで神仙沼に向かいました。
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木々が生い茂る中、木道が続いています。
マイナスイオン浴び放題(笑)
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視界が開け湿原に出ると幻想的な風景が広がっていました。
天候のせいか辺りには霧が立ち込めていてより一層神秘的な雰囲気。
人の手が加えられていない自然本来の場所なのにバーチャルな世界に足を踏み入れたような錯覚さえ感じてしまうほど。
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神仙沼に到着。
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沼の側に神仙沼の名前の由来が書かれていました。
「神仙沼」命名の由来
昭和3年10月7日、日本ボーイスカウトの生みの親である下田豊松氏一行が、ニセコ山系に青少年の心身修養訓練道場の候補地を求め、
その踏査中に発見されたものであります。
独特の青色した静寂の湖面には、湿原性アカエゾ松が逆さにうつり、岸辺には名も知らぬ水草が繁り、まさに別世界へ来たような景観と
そのあまりにも神秘的な雰囲気にのまれ「皆が神、仙人の住みたまう所」との印象を受けたことから、下田氏等により神仙沼と命名されたものであります。
以前来た時にはそれほど感動した覚えもなかったのですが、再度訪れてみて改めてすばらしい場所だと思いました。
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神仙沼に向かう途中、長沼へ向かう分かれ道があります。
母達は先に戻るというので私と旦那だけで長沼へ行ってみる事にしました。
神仙沼へはずっと木道が続いていましたが長沼への道は山道です。
深く霧が立ち込めていて道を間違えたら遭難しそう。
長沼についてみたけど霧でほとんど見えない。
雨も降り出してきたので足早に来た道を引き返しました。
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大湯沼


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神仙沼を後にしチェックインまで時間はあるもののひとまず2泊目の宿へ向かう事に。
「この辺のはずなんだけど・・」と迷い込んだのは大湯沼。
硫黄の匂いが立ち込めるこの場所は温泉がわいているところらしい。
この時、外は大粒の雨。車から降りる事もなく車の窓を開けてカメラだけ向けました。
晴れていたら沼の周りを散策できたのに。。
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楽一
2箔目の旅館に立ち寄り観光マップをもらい再出発。
お昼はお蕎麦がいいというのでマップに載っていた楽一さんに予約をいれ向かいました。
そこはうっかりすると見過ごしてしまいそうな森の中にありました。
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入り口には「お行儀の悪い方はご連慮下さい」の看板。
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カウンターだけの店内はバーのような雰囲気も感じさせます。
このお店は見るからにそば職人という店主と品のある美人の女将さんで営まれているようです。
女将さんに快く撮影の許可をいただきました。
オーダーを済ませると店主がその場で蕎麦を伸ばし始めました。
蕎麦を切る音が店内に響き待っている時間も居心地のよさを感じます。
私がオーダーしたのは生粉打ちせいろ
旦那オーダーの鴨せいろ
蕎麦通ではないので蕎麦の味についてはよくわからないのですが
お店の雰囲気からしてもおいしく感じます(笑)
私達が入ったときにいたお客さんも後から入ってきたお客さんも常連さんのようでした。
観光地にありながら常連さんが来るお蕎麦屋さんですから本物の証なのではないでしょうか。
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楽一さんで食事している間、ザーザー降りだった雨も食べ終わる頃には止んでいました。ラッキー。
チェックインにはまだ時間があったのでニセコ道の駅へ。
農家さんから持込の直売形式になっていて新鮮な野菜や果物が安い!
明日の帰りがけにまた寄ることにして宿へ戻ることにしました。
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2泊目の宿は山の中にひっそりと佇む「月美の宿 紅葉音」
昔、湯治場だったという宿は古いけれどしっとりと落ち着く素敵な宿でした。
「月美の宿 紅葉音」の詳細レポはこちら
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